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コラム

2020.12.28
コラム
探偵の目ができるまで

探偵の目ができるまで

探偵の目
特に、決まった名称があるわけではないので、こういった名称を使わせていただきます。
探偵は調査活動において、技術だけでなく、人を見る目というものを養います。

熟練した探偵は、事前に出来るだけ収集した情報と、調査時の対象者を観察することで、
対象者の先の行動や考えを予測し、数パターンの対応を想定します。

そうすることで、予定外の行動を取られた場合、迅速に対応できるようになりますし、
無用に深追いする必要もなくなります。

観察経験が不足している探偵は、情報不足から先入観を持って調査してしまうこともあり、
その結果、想定外の行動に対応することが出来ず、調査が失敗する可能性も高くなります。

例えば、途中急ぎ足で移動したり、駆け込み乗車をした結果、尾行の継続が難しくなった
場合、警戒が強くて中断しましたと報告する探偵社は少なくありませんが、重要なところは
その行動の前後まで報告しているかです。

当初の予定が急遽変わってしまった可能性もありますし、少し早めに駅についたということで、
1本前の電車に間に合ったということも考えられます。

そういった想定までできていれば、前後に携帯やスケジュール表を確認していなかったのか、
誰かと連絡をしていなかったのか、電光掲示板を一瞬でもみていなかったか等の行動から、
尾行する距離やスピードを変えたり、チームに即座に共有する等の対応もできます。

対象者が本当に警戒していた場合、普段の行動とは異なる行動を繰り返しますので、
”警戒”と分かっている上での対策をとることができます。

“警戒”というワードを多用し状況説明をしない探偵は技術力が低いといってもいいでしょう。

”警戒”ということが想定内にある探偵社は、ご依頼者の目的にそぐわない結果になる可能性が
ある場合、無駄な費用をかけないよう調査を中断し、次に備えます。

探偵は、調査することが目的になってはいけません。
あくまでもご依頼者の目的が第一優先になりますし、目的の結果を得るための契約を交わしています。

目的を完遂することが前提であれば、調査の流れの段取りや証拠収集のための対策、警戒に対する
リスク回避への手段確立に繋がり、対象者の行動やデータからの情報収集が不可欠になります。

もちろん、“探偵の目”は100%的中するものではありませんが、調査目的を完遂する上での
重要な情報になります。

職業病と言われることも多いのですが、“探偵の目”が鍛えられている探偵は、日頃の生活でも人の仕草や
雰囲気に敏感に反応し、自然と観察する位、癖となっている人もいるようです。