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コラム

2020.11.16
コラム
情報を味方につける

情報を味方につける

探偵の仕事といえば調査ですが、調査ってどのようなイメージがあるでしょうか?
アニメやドラマのように、推理で難事件を解決するようなイメージでしょうか?

当たらずとも遠からず。
推理には残された“情報”が必要ですが、調査も同じく”情報”が必要なのです。

情報といっても様々ですが、依頼者からの情報、友人、知人といった第三者からの情報、
調査中に読み取れる情報等があります。

また、個人が情報を発信できる時代になったことから、要領を得れば、個人の多くの
情報を得ることができます。

もちろん、情報を読み取るのは大変な作業です。場合によっては、対象者に気づかれない
ように、様々な角度からアプローチしていかなければなりません。

浮気を含む素行や行動調査においては、よく立ち寄る場所や趣味等を把握しておくことで、
全ての行動を追う必要もなく、調査の発覚や警戒といったリスクを避けられます。

人探しや行方調査の場合、SNSに残された行動履歴や更新日、写真やコメント等が
居場所を特定する材料になったりもします。

また、居場所を知られたくない個人であっても、本人が利用した携帯電話やパソコン等の
端末があれば、最近の検索履歴や残されたデータから情報を引き出せるかもしれません。

写真1枚でもあれば、写っている場所や背景、文字や景色等から居場所の特定にこぎつける
可能性は高くなります。

通話の履歴が残っていれば、周囲から聞こえる音声や時間帯から滞在場所の予測も可能に
なるでしょう。

探偵は、様々な情報を味方につけることで、調査が円滑に進むように対応するわけですが、
そこには注意すべきこともあります。

悪徳な業者に依頼してしまった場合、回収した情報を悪用されてしまう可能性もあります。

探偵は個人情報取扱業者として、徹底した管理を行い、個人の権利を侵害しないという
法律の下で調査を行います。

しかし、ストーカー被害による殺人事件等、凄惨な事件が起こったように、個人情報を売る
ような悪徳業者が少なからずいることも事実です。

そういった悪徳業者の被害に遭わないためにも、情報を正しく扱うことのできる探偵を選ぶ
ことは大変重要なことなのです。