➀浮気を知ったら探偵へ

浮気調査を探偵に依頼した方が良いというのは、調査を生業としている専門家＝プロという
だけではありません。

「探偵業の業務の適正化に関する法律」（略称：探偵業法　平成19年制定）という法律があり、
その法律を探偵業務を営む者は遵守しなければなりません。

これは、探偵に権限を与えるものではなく、依頼者やその他個人の権利を守るための法律で、
調査のために個人の権利を侵害してはいけませんといった内容になっています。

探偵業務は、調査を依頼するに正当な理由があって契約になり、正当な理由がなければ
依頼があったとしても受けることは出来ません。

また、特定人の所在又は行動についての情報、依頼に係るものを収集する為に許される行為は、
面接による聞き込み、尾行、張り込み、その他の方法による実地調査となっています。

そして、調査結果を契約した当該依頼者に報告する業務までが義務として定められています。

探偵の調査内容は多岐にわたりますが、浮気調査のご依頼は特に多い傾向にあります。
調査は秘密裏に行われるべきもので、他人には知られたく情報を含みます。

個人情報取扱事業者でもある探偵は、依頼、調査に関する情報は契約者以外に報告する
ことはできないので、非常に秘匿性の高い職業です。

信頼のおける探偵は、十分な知識や経験、ノウハウがあるだけでなく、依頼者が求める情報、
確実な証拠を収集し、報告の他、報告書作成をしてくれます。

信頼のおける探偵は、探偵業法の基、都道府県公安委員会（所轄警察署経由）に届出を行い、
健全な運営を行っています。
 

➁確実な証拠の収集

探偵に浮気調査を依頼する最大のメリットは、浮気をしている本人達に知られることなく、
浮気の証拠や必要な情報を確実に入手できるところです。

探偵と興信所は同じものと認識されることが多いのですが、現状の興信所の主な業務は、
結婚相手の身元調査、企業の雇用調査等が大半です。

相手に調査員であることを伝えることもあります。
探偵業法が施行される前は、調査業というと興信所に頼むのが一般的でした。

行動調査や浮気調査は、秘匿性の高い依頼が多いので、相手に身分を明かすことはありませんし、
相手に気づかれないように調査を行います。
 

➂浮気調査にかかる費用について

探偵が浮気調査のプロだとしても、調査費用というものがかかります。
依頼者にとって大きな問題ですが、調査費用が高額になるケースもあります。

相手の情報（人物、行動する日や時間、立ち寄り地等）がある程度把握できている場合、
長時間の張り込みや尾行が必要ない為、調査金額も安くなる傾向にあります。

しかし、そういった情報があまりない場合、まず相手の行動を把握しなければいけない為、
長時間及び長期間になる可能性もあり、かなり高額になるケースもあります。

調査には、人件費であったり、移動にかかる費用や証拠を得る為に必要な状況から発生する
諸経費がかかってしまいます。

その費用は、長時間になるほど1日にかかるものですし、相手に動きがない状況が連日続けば、
その日数分だけの費用が掛かることになるからです。

24時間体制が連日ともなると、かなり高額になることは否めません。

意味もなく金額を上げることは優良な探偵社ではありませんが、必要な情報の有無により、
費用に幅ができてしまう可能性もあるのです。