コラム
![情報を味方につける](https://mikata-inc.com/master/wp-content/uploads/2020/10/gori0I9A3099072103255_TP_V.jpg)
情報を味方につける
探偵の仕事といえば調査ですが、調査ってどのようなイメージがあるでしょうか?
アニメやドラマのように、推理で難事件を解決するようなイメージでしょうか?
当たらずとも遠からず。
推理には残された“情報”が必要ですが、調査も同じく”情報”が必要なのです。
情報といっても様々ですが、依頼者からの情報、友人、知人といった第三者からの情報、
調査中に読み取れる情報等があります。
また、個人が情報を発信できる時代になったことから、要領を得れば、個人の多くの
情報を得ることができます。
もちろん、情報を読み取るのは大変な作業です。場合によっては、対象者に気づかれない
ように、様々な角度からアプローチしていかなければなりません。
浮気を含む素行や行動調査においては、よく立ち寄る場所や趣味等を把握しておくことで、
全ての行動を追う必要もなく、調査の発覚や警戒といったリスクを避けられます。
人探しや行方調査の場合、SNSに残された行動履歴や更新日、写真やコメント等が
居場所を特定する材料になったりもします。
また、居場所を知られたくない個人であっても、本人が利用した携帯電話やパソコン等の
端末があれば、最近の検索履歴や残されたデータから情報を引き出せるかもしれません。
写真1枚でもあれば、写っている場所や背景、文字や景色等から居場所の特定にこぎつける
可能性は高くなります。
通話の履歴が残っていれば、周囲から聞こえる音声や時間帯から滞在場所の予測も可能に
なるでしょう。
探偵は、様々な情報を味方につけることで、調査が円滑に進むように対応するわけですが、
そこには注意すべきこともあります。
悪徳な業者に依頼してしまった場合、回収した情報を悪用されてしまう可能性もあります。
探偵は個人情報取扱業者として、徹底した管理を行い、個人の権利を侵害しないという
法律の下で調査を行います。
しかし、ストーカー被害による殺人事件等、凄惨な事件が起こったように、個人情報を売る
ような悪徳業者が少なからずいることも事実です。
そういった悪徳業者の被害に遭わないためにも、情報を正しく扱うことのできる探偵を選ぶ
ことは大変重要なことなのです。