コラム
証拠を掴むためにできること
目的:浮気の証拠を掴みたい
状況:夫が浮気をしていて、本人に対するモラハラが酷い
夫婦間におけるモラハラの理由として、本人が浮気をしているケースがあります。
早急に夫(妻)と離婚するために、パートナーの生活や性格、人格等の否定を行ったり、時には、
浮気の原因がパートナーにあるといった態度で浮気を正当化することもあるのです。
モラハラにおける言動、行動の多くは、
・罵声を浴びせる
・話しは一切聞かず、相手を認めない
・自分の非は一切認めない
・平気で嘘もつく
・相手をとことん咎める
といったものです。
あるケースのお話では、夫が自ら好きな人がいて、浮気していると自白している状況ですが、
自白のみで浮気を証明するものは何もない状況でした。
今後、最悪の状況(望まぬ形の離婚等)を想定して浮気の証拠が欲しいといった相談は数多くあります。
ご本人もそのいった状況になるかもしれないと、一番気にしているようでした。
相談者から詳しい事情をお聞きしたのですが、確かに夫の悪い部分が大半ですが、相談者自身が現状を
招いてしまった可能性があるという部分も少しは感じている様子もありました。
現状を有利なものにする為には、やはり、浮気の証拠を掴むしかありません。諦めてしまえばそれまでです。
例えばの手段として、会話の録音がありますが、録音を知られた際、相手の対応や自分が不利になる可能性を
怖れ、諦めてしまう方もいます。今回の相談者も正にその1人でした。
2つ目の手段は、GPSの設置です。車輛移動が多いという状況では、行動を把握するための手段にもなります。
しかし、GPSの設置は、車輛の所有者でない限り取り付けは行えません。
仮に、探偵に浮気調査を依頼した際に、保険としてのGPS機器はご自身で取り付けられます?と質問しましたが、
「正直怖い・・・」という反応でした。
探偵を含む第三者のGPS取り付けは、プライバシーの侵害、器物損壊、不法侵入等の犯罪行為になりますが、
調査を円滑に進めるためには必要なものだとお話しすると、「何とか頑張ってみる」と決断されました。
確かに、家族がGPSを取り付けるにも、気づかれないタイミングもありますし、怖い気持ちも十分分かります。
ですが、今後の為に必要な証拠を掴むのであれば、少しの勇気が必要で、その勇気が状況を大きく変えるのです。
将来的に不利になるかならないかは、ご自身のお気持ち次第な部分も多々関係してくるので、少しの勇気を持つことが
問題解決して行く上での突破口になると、自身を信じて下さい。