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コラム

2021.5.23
事例
蒸発した「夫」

蒸発した「夫」

女性相談者及び親族関係者からのご相談で、借金を作り蒸発した夫を探して欲しいとの相談です。
すでに夫が蒸発して数カ月が経っている、蒸発した理由はギャンブルでの借金。
色々聞くと、毎月の給料は前借り状態が続いているのにも関わらず、競馬好きで賭け事をしていた。
さらに、消費者金融などでの借り入れや借りてはいけない場所からの借金で、取り立てが家だけではなく、会社にまで行ってしまったのが今回の蒸発の原因だった。
自宅などに、遺書などは無く、警察署にも行方不明届を提出しましたが、事件性は無いとのことで警察の協力は得られず、まだ夫を見つける可能性があるならと色々ホームページなどを調べて、当社に辿り着いた、どこに相談をしても高額な費用を言われて最後に話を聞きたいと電話をしてきました。
蒸発してからの期間が経っていることと蒸発をしたあとの行動が全く読めない状況であることで広範囲に調査を進めてしまうと費用は高額になってしまう可能性のお話はさせていただき、まずは範囲を絞り調査を行なってもらうように、ご紹介した行方調査専門探偵社にお願いをしてみて下さいと。
今回の事例では、プロであっても非常に難しい状況の行方調査でしたが、ある地域の場所でご紹介をした探偵社が夫を発見してくれたと相談者からご報告がありました。
夫は、その地域で日雇いの仕事をしながら生活をしていたこと。
食事などは、無料の配給などをしている場所に行き食事を取っていた。
寝泊まり先は、簡易宿泊所と呼ばれる宿代が安い場所に寝泊まりしていた。
相談者及び親族関係者は、まずは夫が立ち直れるように協力をしながら今後の生活を考えて行くとのことでした。
行方調査には、緊急性が有るものも多く、家出や蒸発をした後に日数が経ってしまっている案件に対しては、捜索をする人物が亡くなっていたり、捜索範囲が広範囲になり見つけるのが非常に難しい形になったりします。
出来れば、金額云々よりも人の命が何よりも大切なことをご理解していただきたいと思っています。