”モラルハラスメント”で精神的に追い詰められ、離婚を選択する夫婦も少なくはありません。
夫（妻）のモラハラの原因は何でしょうか？

大きくは、本人の本来の性格や親から受けた指導環境、精神的なストレスや病が考えれますが、
別の理由もあります。

“浮気”もモラハラの原因の一つです。
本人が浮気の事実を隠すためや離婚を迫るために、わざとモラハラを行うこともあるのです。

また、自分の”浮気”を正当化することで、自分は悪くないと自己肯定をしているのかもしれません。
ここでは、モラハラに隠された浮気エピソードをご紹介します。

「私の性格を否定する夫」

育休をとり、家事育児に追われていた頃、夫の浮気が発覚しました。
だんだんと深夜帰宅が多くなり、朝帰りもするように。

理由を聞いても付き合いだからとはぐらかされていましたが、次第に私に対するモラハラへと
変わっていきました。

家事に対する文句から、ついには人格否定にまで発展し、実家に帰ったこともあります。
気持ちが落ち着くと自宅に帰るのですが、夫のモラハラが変わることはありませんでした。

ある日、美容室に行くため、数駅先の路地を歩いていると、夫が知らない女性と歩いている
ところを見たのです。

最初は仕事だと思って追うことはありませんでしたが、よく考えると、外出時に来ていた
服装が少し変わっており、女性とは親密で楽しそうな雰囲気でした。

浮気が頭をよぎり、これまでのモラハラの怒りが重なって我慢できなくなり、探偵さんに相談する
ことにしました、そこで浮気調査に定評のある探偵社を紹介してもらうことになりました。

結果、夫は女性と浮気をしており、家族よりも多くの時間を女性と一緒に過ごしていました。
夫が浮気を隠すためにモラハラをしていたことを考えると、ショックより怒りでいっぱいでした。

放っておけば、性格の不一致で夫婦関係を諦めることになり、危うく夫と女性の幸せな生活を
許してしまうところでした。

運が良かったといえば嘘ではないですが、夫とは離婚、そして夫と女性に慰謝料も請求出来て、
子供と新しい生活を送れています。
 

「エスカレートするモラハラ」

クリーンな企業にいたので、専業主婦の妻も大変だろうと家事を手伝うようにしていたのですが、
徐々に妻が家事をしなくなり、頻繁に外出するようになりました。

夜まで帰宅しないことも多くなり、仕事もしていないこともあって、さすがに我慢の限界でした。
妻に訴えると、豹変したかのように、「私は家政婦じゃない」と怒鳴り、物を私に投げつけてきました。

それ以来、私が家事を手伝わない等あらぬことを周囲に吹き込み、給料が少ないと毎日のように
罵るようになりました。

比較的大きな企業なので、十分な収入を得られていたのですが。
それからも家事はせず、好き勝手に生活する妻からのモラハラはエスカレートするばかりでした。

妻の行動が分かれば、モラハラの原因がわかるだろうと思い、探偵さんを紹介してもらうことにしました。
それが浮気という結果を知ることになるとは思ってもいませんでしたが・・・。

事実を知ったときはショックでしたが、怒りの方が強く、妻としても女性としても見れなくなりました。
もちろん、妻には離婚を請求しました。

妻と浮気相手に慰謝料を請求したのですが、妻は浮気の証拠があるにも関わらず、事実を認めず、
最後まで私が悪いと、離婚を認めませんでした。

私としては、妻が有責になった以上、離婚する権利は私にあるので、順調に前に進めています。