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コラム

2020.12.09
事例
単身赴任中の浮気

単身赴任中の浮気

目的:浮気の証拠が欲しい
状況:夫が単身赴任中で週末婚状態。一度浮気をしているが、今回はしっかりと証拠が欲しい

家族と遠く離れて生活しなければいけない環境は、時に、過ちを選択させてしまう要因にもなります。
単身赴任という環境が必ずしも浮気・不倫に繋がるとはいえませんが、誰にも見られることのない環境は、
浮気・不倫をしやすくしてしまいます。

それは、単身赴任者だけに限りません。パートナーが離れた場所にいるという環境であれば、夫婦どちらにも
浮気・不倫をしてしまう可能性はあるのです。

今回は、単身赴任先で旦那が浮気をしていたケースです。時には、自宅に帰るだけではなく、単身赴任先に赴き、
夫婦の時間を過ごす方も少なくはありません。

そこに浮気を想起させる証拠が残っているケースは多くあります。

相談者は、掃除の苦手な旦那の部屋の掃除をする為、単身赴任先を訪れました。
浴室には女性用のシャンプーやリンス、洗面台には2本の歯ブラシが置いてあり、掃除が苦手なはずなのに部屋は
清掃されていました。

また、洗濯物の溜め込みもなく、綺麗に干してある状態をみて、すぐに旦那の浮気を疑ったようです。
旦那には、数年前に浮気をしていたという前歴があったことも理由です。

当時の浮気相手には誓約書を書かせ、慰謝料も貰っており、単身赴任先も変わっているので、相手は旦那の居場所を
知ることは出来ません。

別の浮気相手が居ることは明らかで相談者自身も理解しており、前回の浮気の時に探偵を入れて調査はしていませんが、
今回は明確な証拠を残したいとのことでした。

一度何の罰もなく過ちを許してしまうと、同じことをしても許してもらえるだろうと、過ちに対して”仕方がない”と
正当化する人もいます。
浮気をする人は病気なのか?と聞かれることも多いですが、事実、浮気をやめられず繰り返す人は少なくありません。

相談者の希望は、有利な離婚を進める為に浮気の証拠を押さえること、旦那と浮気相手に慰謝料を請求することでした。
2度目ということで、今回は子供にも離婚に対する意思を告げたようです。

以前は子供達も小さく、父親がいなくなることへの影響を考えて離婚には踏み切りませんでしたが、事実を理解できる
年齢になったということで、父親の浮気について打ち明けたようです。

離婚を選択することで、生活がこれまでより辛くなる可能性はありますが、単身赴任中とはいえ、休日でも自宅に
帰ってこない父親に対する不満の方が大きかったようです。

通常、浮気が再発した場合、調査の難易度は上がってしまうものですが、相談者からお話を聞く限り可能性は低く、
また、相談者自身、ある程度、旦那の行動についての情報を持っており、スムーズに探偵社を探すことが出来ました。

旦那の浮気の証拠を掴むため、離婚を進めていくための必要な準備を進められているという報告を受けています。